Macbook air2015 repair 118a

MacBook Air early2015が突然起動しなくなり、前回の記事でSSDをNVMe M.2 SSDに換装しましたので、今回はそのNVMeのM.2 SSDをフォーマットして、macOSを「macOSのインストール用USB」を使って再インストールしてみました。

POINT

この記事では、SSDを「NVMeのM.2 SSD」に換装したMacBook Air early2015のSSDをフォーマットして、macOSを「macOSのインストール用USB」を使って再インストールする方法をご紹介します。

SSDを交換したiMac mid 2010のインターネットを使ったmacOS再インストールはこちらの記事でご紹介しています。

NVMeのSSDはmacOS High Sierra以降が必須

サードパーティー製のNVMe SSDをMacで使うにはmacOS High Sierra以降が必要だということを調べてみたところ、こちらの記事で下記のことがわかりました。NVMe SSDがHigh Sierra 限定な訳

まず、Macにサードパーティー製のNVMe SSDを取り付けて認識させるには、ファームウェアが対応している必要があります。

そのMacが今までにmacOS High Sierra(macOS 10.13)以降をインストールしていたことがある場合はファームウェアが対応しているので認識することができますが、macOS High Sierra以降をインストールしたことがなかった場合は、元のSSDでmacOS High Sierra以降にアップグレードする必要があります。

元のSSDが故障している場合は、外付けドライブを繋ぎ、そこにmacOS High Sierra以降をインストールすればファームウェアが対応します。

あとはmacOS High Sierra以降をインストールすればサードパーティー製のNVMe SSDを使うためのドライバがあるので起動ディスクとして使えるようになります。

macOSのインストール用USBを使う

僕のMacBook Airで使っていたOSは、macOS Mojave(10.14)でした。
なのでこのままでNVMe SSDを認識します。

macOSはインターネットからでもダウンロードできますが、時間がかかるので「macOSのインストール用USB」を使ってインストールすることにしました。

macOSのインストール用USBの作り方はこちらです。

インストールするmacOSは最新のmacOSも選べますが、Time Machineから復元するには同じバージョンのmacOSが必要なので、起動しなくなる前のmacOS Mojaveにすることにしました。

SSDをフォーマットする

Macの電源が切れている状態でmacOSのインストール用USBを繋ぎます。
Macbook air2015 repair 90

macOSのインストール用USBを使うには、電源ボタンを押してすぐに「option」キーを長押しします。
macOSのインストール用USBを使わずに、インターネットからダウンロードする場合は、「command (⌘) + R」を長押しし、リカバリーモードを起動します。
Macbook air2015 repair 93 2

写真のようなインストーラが表示されたら「option」キーを離し、接続するWi-Fiを選択してパスワードを入力します。
Macbook air2015 repair 97a

macOSユーティリティで、「ディスクユーティリティ」を選択して「続ける」をクリックします。
Macbook air2015 repair 232 2

交換した内蔵SSDを選択して、 消去 をクリックします。
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・名前は「好きな名前」をつけます。
・フォーマットは「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択します。
・方式は「GUIDパーティションマップ」を選択します。
最後に 消去 をクリックします。
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フォーマットが完了したら「完了」をクリックします。
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内蔵SSDがMac OS拡張(ジャーナリング)でフォーマットされ、先ほど付けた名前に変わりました。
Macbook air2015 repair 109のコピー 2

macOSを再インストールする

macOSユーティリティで、「macOSインストール」を選択して「続ける」をクリックします。
Macbook air2015 repair 232

MacOSのインストーラが表示されますので、「続ける」をクリックします。
Macbook air2015 repair 113のコピー 2

ソフトウェアの使用許諾契約の条項に同意します。
Macbook air2015 repair 236 2

取り付けたSSDを選択して「インストール」をクリックします。
Macbook air2015 repair 116のコピー 2

macOSのインストールが開始するので完了まで待ちます。
Macbook air2015 repair 119のコピー

ようこそ画面になりました。あとは画面に従って設定を進めます。Time Machineのバックアップから復元するにはこのあと設定できます。
Macbook air2015 repair 120

無事にmacOS Mojaveがインストールされて、起動しました。
Macbook air2015 repair 122

さいごに

今回、MacBook Air early2015が突然起動しなくなって、画面に点滅した「?」マークが表示されました。内蔵SSDを交換したら起動しましたので、内蔵SSDの故障ということがわかりました。もちろんSSDが故障したら中のデータにアクセスできなくなりましたので、日頃からバックアップは必要ですね。

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