今更ですが、Apple純正の外付DVDドライブ「Apple USB SuperDrive MD564ZM/A 」を購入しました。
僕はここ数年間、DVDドライブ(光学ドライブ)を使っていませんでした。
以前、iMac mid2010を使っている時は、内蔵のDVDドライブがあったので、DVDを作成したり、リッピングをしたりしていました。
しかし、約4年前にiMac内蔵のDVDドライブが潰れてからは、あまりDVDドライブの必要性がありませんでした。最近のMacにはDVDドライブが搭載されなくなり、映画も音楽もダウンロードの時代になりました。
僕のiMac 2017 27インチにもDVDドライブはありません。
ですが最近、古いDVDのデータ保存のため、外付DVDドライブを購入する事を決めました。
Apple USB SuperDriveを選んだ理由
下記がApple USB SuperDriveの規格です。
外付DVDドライブは、各メーカーから様々なモデルが販売されていますが、どのモデルも性能自体はほぼ下記のようになっていてApple USB SuperDriveと同じです。
読込速度 最大8倍速
書込速度 最大8倍速
対応メディア DVDやCDの全ての標準規格
違いがあるとすれば、USBが3.0か2.0か、USBの形状は従来のAタイプかCタイプか、メディア挿入方式はスイッチ式かスロットイン式、そしてデザインです。
USBの規格
まず、Apple USB SuperDriveのUSBですが、USB2.0のAタイプです。読込・書込速度は最大8倍速になります。USB3.0になると読み書きがさらに早くなりますが、最大8倍速でも十分に早く、頻繁に使うわけでもないので特に気になりません。
USBの形状
USBの形状ですが、最近のiMacにはUSB-Cと従来のUSB-Aが両方あります。なので現行のiMacは問題ありませんが、現行のMacBook ProやMacBookにはUSB-Cのみしかありません。
Apple USB SuperDriveはUSB-Aなので、USB-Cに接続する場合、下記のような変換プラグが必要になります。Apple純正なら確実ですが、安価なサードパーティ製もありです。
メディア挿入方式
DVDやCDなどのメディア挿入方式ですが、スイッチ式はディスクがトレーごと出てくるタイプです。故障時も強制イジェクトボタンがあるので安心です。
Apple USB SuperDriveはスロットイン式なので、ディスクのみが出てくるタイプです。スマートでかっこいいのですが、強制イジェクトボタンがないので故障時は分解が必要です。安価なサードパーティー製のDVDドライブにもスロットイン式がありますがそちらは不安なので、純正を選びました。
Apple USB SuperDriveレビュー
箱の表と裏です。いつも通りシンプルです。
蓋を開けるとすぐに本体が現れます。こちらもおなじみのパッケージです。
Apple USB SuperDriveを取り出します。
内容はApple USB SuperDriveとユーザーズガイドのみです。
Apple USB SuperDriveの筐体はMacと同じアルミニウムなので、Macと相性抜群です。
前面にDVDスロット、背面にUSBケーブルのみで、ボタン、ランプなどは何もありません。
シンプルで洗練されたデザインです。
裏面の見えない所にAppleマークがあります。
円の部分がラバー素材になっており、滑り止めになります。
背面には、USB2.0のAタイプのケーブルが直付けになっています。
直付けなので、ケーブルを無くす心配はありませんが、根本の部分が断線しやすそうなので注意が必要です。
初代のMagic Trackpad(右)と並べてみました。
USB-Cポートに繋ぐ場合は、このようなUSB-A USB-C変換アダプタを使えば可能です。
iMacに設置してみました。デザインが調和しててGoodです。
ちなみにApple USB SuperDriveは、USBハブ経由では動作しません。Macに直差しか動作しないように制御されてるみたいです。その点はちょっと残念です。
DVDをスロットに差し込み、軽く押したらスルスルっと吸い込まれました。
OS X標準装備のDVDプレーヤーが自動的に立ち上がり、DVDが再生されました。このDVDプレーヤーアプリを見るのは約4年ぶりで懐かしいです。
再生中、ドライブ自体はとても静かです。
ディスクの取り出しに、Mac純正キーボードのイジェクトボタンを押してみます。
すると画面にイジェクトアイコンが現れ、キュイーンとDVDが出て来ました。
無事に古いDVDのデータを保存することができました。
僕がDVDのリッピングに使用しているソフトはMacX DVD Ripper Proと、DVDFab DVD リッピングです。どちらも有料です。
これらのソフトは海外製の為、市販のDVDのコピーガードを外してリッピングする機能があります。しかし日本でこの機能を使えば違法になりますので、この機能は使用してはいけません。あくまで自作のDVDをリッピングするだけにしましょう。
※2018年現在、日本では購入やレンタルしたDVDのコピーガードを外してコピーする事は違法になります。
まとめ
今回、外付DVDドライブの購入を検討した結果、Apple USB SuperDriveを選んで正解でした。
少し高めですが、デザインが良く、サードパーティー製とは違い、Macとの相性を確認する必要は無いので安心感があります。
Macに繋げばすぐに使え、内蔵ドライブとして認識するので使い勝手も抜群です。
しかし、AppleはiTunesなどダウンロード販売に力を入れているためか、Apple USB SuperDriveはずっとアップデートされていません。もしかすると近い将来、廃盤になるかもしれません。
気になる方は早めに検討を。