前回の記事で、iMac (mid 2010)HDDをSSDに換装しましたので、今度はSSDをフォーマットして、OSをインストールしなおしました。
この記事では、iMac (mid 2010)の換装したSSDをフォーマットして、OSを再インストールする設定方法をご紹介します。
NVMe M.2 SSDに換装したMacBook Air early2015の設定方法はこちらです。
SSDを交換したMacの復元方法
新品のSSDはフォーマットされていないので、SSDを交換後にMacの電源を入れても認識されません。
この場合、Macの画面には「?」マークのついたフォルダが点滅します。
SSDは事前に他のMacに繋いでフォーマットする方法もありますが、今回はSSD交換後にフォーマットします。
リカバリーモードで起動する
SSDを交換後、電源を繋ぎます。ネットが有線接続ならLANケーブルも繋ぎます。
電源ボタンを押してすぐにキーボードの「R」+「command」ボタンを、リンゴか地球儀のマークが現れるまで押し続けると、リカバリーモードで起動します。
地球儀のアイコンが表示されました。
ネットがWi-Fi接続の場合、しばらくすると地球儀のアイコンの下にWi-Fiリストが表示されるので、接続するWi-Fiを選択してパスワードを入力します。
SSDをフォーマットする
今度はmacOSユーティリティが起動するので、「ディスクユーティリティ」を選択して、「続ける」をクリックします。
フォーマットしたいSSDを選択して上の「消去」をクリックします。
名前 の部分には、SSDに付けたい好きな名前を入れます。
フォーマットは「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択します。
方式 は「GUIDパーティションマップ」を選択します。
最後に「消去」をクリックします。
フォーマットが完了したら「完了」をクリックします。
サイドバーに先ほど名前を付けたSSDが表示され、SSDがマウントされました。
Mac OSを再インストールする
ディスクユーティリティを閉じて「macOSユーティリティ」に戻り、「macOSを再インストール」を選択して、「続ける」をクリックします。
このMacが直近でインストールしたOSの最新バージョンが表示されます。
ちなみにiMac (mid 2010)のインストール可能な最終OSは「High Sierra」です。
「続ける」をクリックします。
インターネットに接続されていないと「復旧サーバに接続できませんでした」と表示されるので、その場合、ネットに有線LANで繋ぐか、画面右上のWi-FiアイコンからWi-Fi接続します。
条項を読み、「同意する」をクリックします。
OSをインストールしたいSSDを選択して「インストールをクリックします。」
インターネットからmacOSのダウンンロードが始まりました。
僕の場合、約3時間20分と表示されました。
あとは気長に待ちます。
Mac OS再インストール後の設定
おなじみの「ようこそ」画面が表示されました。あとは画面の案内に沿って設定を進めます。
設定途中の「このMacに情報を転送」画面ですが、僕はまっさらなMacにしたかったので「今は情報を転送しない」を選択しました。Time Machineバックアップから復元することも、移行アシスタントで後から情報を転送することも可能です。
無事に設定が完了してホーム画面が表示されました。
これでMacが使えるようになりました。
リンゴマークから「このMacについて」の「ストレージ」を表示させるとSSDの容量を確認できます。
新しいMacへ手動でデータを移行する
Mac OSのクリーンインストール完了後は、データを手動で移行しました。
Time Machineで復元するのも便利なのですが、不要なファイルや不具合なども移行するので、今回は手動でデータを移行しました。
参考記事
さいごに
SSDに換装したiMac (mid 2010)は起動が早く快適です。発売から約9年が経過してますがまだまだ戦えそうです。
SSDはひと昔と比べて、だいぶ安くなりましたので、擬似Fusion Driveをするよりも、大容量のSSDのみ、もしくはUSB3.0で繋いだ大容量外付HDDと一緒に使うことをおすすめします。
iMac (mid 2010)のHDDをSSDに換装した記事はこちらです↓↓