ついに念願であった、iMacの最新モデルiMac Retina 5K, 27インチ, 2017(MNED2J/A)を購入しました。
僕が初めて購入したMacは、iMac 21.5インチ, Mid 2010(MC508J/A)です。基本的なデザインは現行モデルと同じですが、現行モデルと比べ奥行きがあり、DVDドライブがあるのが大きな特徴です。 約7年間使ってきたiMac 21.5インチ, Mid 2010ですが、約3年でHDDが故障して、それを機に、自分でHDDをSSDに交換したり、SSD+HDD運用をしてなんとか使い続けてきました。(下記の記事参照)
iMac Mid2010が突然起動しなくなった|HDDをSSDに交換
iMac mid 2010のHDDをSSDに交換してみた①分解と取り付け
iMac mid 2010のHDDをSSDに交換してみた② 復元と設定
iMac mid 2010の光学ドライブをSSDに換装しました
古いMacですが、SSD+HDD運用をすることにより、快適に使えていました。OSやアプリなど、素早い起動を求めるものはSSD、データなど容量の多いものはHDDに入れる事で、両方のいいとこ取りができる、なんちゃってFusion Driveですね。 まだまだ普通に使えますが、やはり古いマシンという事で、メモリ12GBでも読み込みに時間がかかったり、iCloudの同期が遅かったりしました。(OSをクリーンインストールすれば多少改善するかも)それにmacOS Sierraの新しい便利な機能が使えないのは残念です。もちろんmacOS Sierra以前からすでに使えない機能もあります。 そしてなんといっても、21.5インチという画面の大きさは僕にとって少し狭いです。僕はアプリを複数開いてブログを書くのでデュアルディスプレイ(2画面モード)を使ってるぐらいです。なので、大きな画面のiMacが欲しくなりました。
以上の理由から最新のiMacの27インチを購入する事に決めました。
僕が、iMac Retina 5K, 27インチ, 2017(MNED2J/A)を購入した理由
僕が購入したモデルは、iMac Retina 5K, 27インチ, 2017(MNED2J/A)です。 このiMacは、家電量販店などで販売される基本のモデルの最上位機種です。
このモデルを選んだ理由は、 Apple Store以外でも購入でき、Apple Storeよりも安く購入できるからです。 そして、27インチの3モデルのうち、2TB Fusion Driveはこのモデルだけです。長く使う事を考えたら、容量の大きい方が安心です。この2017年モデルの27インチの場合、メモリは後から自分で増設できるので、Apple Storeでカスタマイズして購入するよりも安くすみます。 なので必然的にこのモデルになりました。
比較しながら開封
iMac Retina 5K, 27インチ, 2017(MNED2J/A)が到着しました。大きなダンボールです。ダンボールもiMacの箱に合わせて横から見たら台形です。
ダンボールの内側はなんとiMacの化粧箱を傷つけないようになっています。
iMacは箱も美しいです。
iMac 21.5インチ, Mid 2010の箱(左)と並べてみました。iMac Retina 5K, 27インチ, 2017の箱は横から見ると台形です。
上から見るとiMac Retina 5K, 27インチ, 2017の箱の方が薄いです。 「iMac」のフォントが変わってます。
箱から出し、発泡スチロールを外すと、不織布に包まれたiMacが出てきました。
不織布を外すと、ビニールに包まれてます。
アクセサリー類ですが、僕はもともとMagic Mouse 2と10キー付き有線キーボードを使っており、新しいiMacにも使うので、アクセサリー類は使わずに保管しておきます。 この箱には、下記のものが入っています。
- Magic Keyboard
- Magic Mouse 2
- Lightning - USBケーブル
「iMac 21.5インチ, Mid 2010」(左)と「iMac Retina 5K, 27インチ, 2017」(右)を並べて設置してみました。 大きさはだいぶ変わりますが、重量は、「21.5インチ, Mid 2010」が約9.3 kg、「27インチ, 2017」が約9.44 kgなのでほぼ同じです。 画面は、「21.5インチ, Mid 2010」は鏡のように映り込むのに対して、「27インチ, 2017」は反射防止コーティングされてるので、「21.5インチ, Mid 2010」と比べて、映り込みがかなり抑えられてて、綺麗な黒です。 ホントに美しいMacです。
横から見ると、「27インチ, 2017」の最薄部のエッジはは約5㎜なので、激薄です。 全ての現行モデルにはDVDドライブがありません。SDXCカードスロットは薄型化に伴い背面に移動しました。
「21.5インチ, Mid 2010」の背面上部には冷却用の通気口がありますが、「27インチ, 2017」にはありません。
背面の端子類
「27インチ, 2017」の背面の端子類です。 SDXCカードスロットがここに移動したので、アクセスしにくくなりました。 ノート型のMacが、USB-Cだけに移行してるので、USB3がまだあるのはありがたいです。 Thunderbolt3(USB-C)は別売りのアダプタをつける事で、Thunderbolt 2、HDMI、DVI、VGAに対応します。
「21.5インチ, Mid 2010」の端子類です。 だいぶ変わりましたね。
中央にはメモリスロットがあります。現行モデルは27インチのみ、自分でメモリを増設できます。
初期設定
電源を入れ、初期設定を行います。電源ボタンは左側の背面にあります。
初めて起動した時は、まずMagic Mouse 2の電源を入れるように指示されるので、電源を入れると自動的に接続されます。
次は同様にMagic Keyboardの電源を入れるように指示されます。 僕はMagic Keyboardを使わないので、10キー付き有線キーボードをUSBに繋ぎました。
このMacに情報を転送
画面の案内に従って設定を進めます。 「」画面では、他のMacやPCやバックアップから情報を転送する事を選択できます。 この機能を使えば、簡単に前のMacのデータや設定を移行できますが、不具合などがあれば、それも全て移行してしまうので、今回は情報を転送せずに真っさらな状態でセットアップして、必要なデータのみを手動で移行することにしました。
コンピュータアカウントを作成
設定を進めると、一つ引っかかるところがあります。 「コンピュータアカウントを作成」の「フルネーム」と「アカウント名」です。 「フルネーム」とは、人間に認識しやすいように、日本語でも英語でも表示ができ、後からいくらでも変更することができます。 「アカウント名」とは、システムがユーザーを特定するものなので、英数字と一部の記号で表示し、後から変更する事はできなくもないですが、不具合が起こる可能性もあり、推奨されません。 両方同じ名前でもいいので、今回僕は、「フルネーム」と「アカウント名」は同じにしました。
ファイルをすべてiCloudに保存
「書類とデスクトップのファイルをiCloud Driveに保存」をオンにすると、書類とデスクトップのファイルを他のMacやiPhone、iPadなどとデータを共有できます。ただし、iCloudの容量を消費するので、空き容量が少ない人は要注意です。 僕はiCloudの容量を追加して50GB(有料)あるので大丈夫です。この機能は、書類とデスクトップのファイルを、全てのデバイスで自動的に同期するのでかなり便利です。
設定が完了してデスクトップが表示されました。OSは「Sierra」です。 「21.5インチ, Mid 2010」と並べると、画面が明るく超綺麗です。
ファンの音は全く聞こえず静かです。
ディスプレイ比較
画面の明るさ
両方とも明るさMaxにして、白い画面を表示させると、明るさの違いがよく分かります。 比べると「21.5インチ, Mid 2010」は暗くてくすんで見えます。「27インチ, 2017」の方が白くて明るいです。
画面の解像度
アイコン部分をほぼ同じ大きさで撮影しました。 「21.5インチ, Mid 2010」はドットが見えるのに対して「27インチ, 2017」はドットが分かりません。まるで印刷物のようです。
画面のサイズ
21.5インチでウィンドウを2つ開いた状態です。3つ目のウィンドウを開く余裕がありません。 27インチでは、見た目がほぼ同じサイズのウィンドウは3つ並びます。 この画面の大きさは使い勝手が良すぎます。もうデュアルディスプレイをしなくても済みそうです。
僕が購入したiMacのスペックです。 iMac Retina 5K, 27インチ, 2017(MNED2J/A)
- Core i5 3.8GHz
- メモリ8GB
- Fusion Drive 2TB(HDD 2TB+SSD 128GB)
- 27インチ Retina 5Kディスプレイ(5120 x 2880)
必要なデータを旧iMacから移行した後のストレージ容量です。2TBなので、かなり余裕がありますが、1TBでは不安です。
まとめ
約7年ぶりにようやく念願のiMacを買い換える事が出来ました。
「27インチ」の画面は大きくて作業しやすいです。 Retina 5Kディスプレイは鮮やかで明るく、高解像度の画像は、まるで印刷物のように美しく表示されます。この画面の大きさと美しさに慣れたら、古い21.5インチのiMacには戻れません。
「core i5プロセッサ」は、僕の使い方では十分以上です。重たいゲームをガンガンやったり、プログラマーでもない限り、core i7は必要ありません。とにかく静かで、ブログを書くぐらいでは、ファンの音は全く聞こえず、発熱もほとんどありません。
標準の「8GBメモリ」では、MarsEdit、ブラウザ、Photoshop Elementsなど、複数のアプリを開いてブログを書いてると、メモリに余裕がありません。なので後日メモリを増設しようと思います。
そして、旧iMacでは使えなかった便利な機能を全て使えるようになった事も嬉しい事です。Macは古くなると使えない新機能が増え、悔しい思いをするので、2〜3年ぐらいで買い換えて、常に新機能を使えるMacにしておいた方が、ブログで紹介もできるので良いと感じました。
次回は設定などを紹介しようと思います。
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今回購入したMacはこちらです
iMac Retina 5K, 27インチ, 2017の増設用メモリです