私のメインパソコンのiMac (21.5-inch, Mid 2010,MC508J/A) が、突然起動しなくなり、HDDをSSDに交換してみる事になりました。
前回の記事 「iMacのHDDをSSDに交換してみた①分解と取り付け」 で無事ハードの交換ができました。
私が交換したSSDは128GBなので、写真や音楽などのデータを入れると容量が足りません。 なので、容量が多いデータは外付けHDDに入れ、OSやアプリケーションなどの、すぐに起動して欲しいものをSSDに入れる事にしました。
OSをインストールして、設定をする
交換したSSDは空なので、Macの電源を入れただけでは起動しません。
ここからは、いろいろな方法があるみたいですが、 私は別のMacでusbメモリに復元ディスクを作成して起動する事にしました。
下の記事を参考にしました。
復元ディスクを作成したusbメモリをMacに差し、電源ボタンを押します。
OS Xユーティリティが起動するので 「ディスクユーティリティ」を選択し、 Mac OS 拡張 (ジャーナリング)でフォーマットします。
今度は「OS X を再インストール」を選択します。
OS X をインストールするディスクを選択する画面になるので、 SSDを選択します。
私のMacの場合、OS X のダウンロードとインストールで2時間ちょっとかかりました。
あとは、設定アシスタントで設定していきます。
OSとアプリはSSDに、データは外付けHDDに入れて設定します。
「このMacに情報を転送」画面が出るので、 「Mac、 Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選択します。
Time Machineから転送する項目は選択できます。
・アプリケーション
・書類とデータ
・コンピュータとネットワーク設定
私は容量の多い、書類とデータは外付けHDDに入れるので、その項目のチェックを外しました。
移行が完了すると再起動して設定アシスタントが再開します。
画面に従い設定を終わらせます。
この頃、温度センサーケーブルを外してるので、 ファンの回転数が最大で暴走してます。
Macs Fan Controlという無料アプリで制御できます。
次に外付けHDDに、Time Machineからデータを移行します。 これはTime Machineの中のフォルダから必要なファイルをコピーするだけです。
これでデータの移行はできましたが、iTunesやiPhotoの保存先はアプリケーションが入ってるSSDのままなので、外付けHDDにのデータを移動して紐付けする必要があります。
iTunesの保存先を外付けHDDに移動する方法
ミュージックフォルダの中のiTunesフォルダを 外付けHDDの任意の場所に移動します。 optionキーを押しながらiTunesアプリを起動します。
iTunesライブラリを選択画面が出るので、 ライブラリを選択をクリックして、移動したiTunesフォルダをクリックすると 完了です。
iPhotoの保存先を外付けHDDに移動する方法
こちらも同じ要領です。
ピクチャフォルダの中のiPhoto Libraryを外付けHDDの任意の場所に移動します。 optionキーを押しながらiPhotoアプリを起動します。
フォトライブラリを選択画面が出るので、その他のライブラリを選択をクリックして、移動したiPhoto Libraryをクリックすると 完了です。
こちらの場合、もっと簡単な方法があります。 移動したiPhoto Libraryをクリックするだけで紐付けができます。
これで無事に設定が終了しました。 SSDは起動が驚くほど早くて快適です。
前回の記事 「iMacのHDDをSSDに交換してみた①分解と取り付け」