iMac (mid 2010)のHDDを自分でSSDに換装しました。結果、9年前のMacでも、まだまだ快適に使えることがわかりました。
この記事では、iMac (mid 2010)のHDDを自分でSSDに換装する方法を紹介します。
※試される方は自己責任でお願いします。
MacBook Air 2015のSSDを自分で換装する記事はこちらです↓↓
iMac (mid 2010)のHDDをSSDに換装した理由
iMac (mid 2010)は、5年前にHDDと光学ドライブが故障したので、
HDD → 非純正HDD(1TB)
光学ドライブ→ SSD(128GB)
に交換して、システムはSSD、データはHDDに入れるというSSD+HDD運用をしていました。
5年前の当時はSSDが高価だった為この形をとりましたが、
128GBのSSDでは、アプリを入れたり、OSのアップデートで容量が厳しくなってきたことと、現在SSDがだいぶ安くなったこと、メインでは使わないので大容量はいらない、
などの理由から、
SSD+HDD運用 →SSD(500GB)のみにすることにしました。
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SSDの交換に必要なもの
SSDとマウンタ
SSDはコスパが良く、5年保証のあるサムスンのEVOシリーズにしました。500GBのSSDが1万円以内で購入できました。
SSDは2.5インチなので、iMac (mid 2010)に取り付けるには、3.5インチに変換するマウンタが必要です。
工具
iMacのSSD交換に必要な工具は、
- T8トルクスドライバー
- +ドライバー
- 吸盤
- ピンセット
工具はいろいろ持ってますが、Apple製品などの修理情報で有名なiFixitの分解工具セット「iFixit Essential Electronics Toolkit 」は、MacやiPhoneの分解用ツールが揃っており、使いやすいのでオススメです。↓↓
上記のセットにも含まれますが、特殊なT8トルクスドライバーは必須です。↓↓
iMac (mid 2010)のSSD交換方法
iMacのディスプレイを外す
まずはiMacのバックアップを取ります。
そして電源を落とし、ケーブル類を全て外します。
一番表面のガラスパネルは磁石で固定されています。上部に吸盤を貼り付け、手前にはがします。この時にガラスの裏側や液晶パネルに触れないように注意します。
ガラスパネルが外れました。
次は丸の箇所、8箇所のトルクスねじを外します。
ネジ穴の近くに強力な磁石があるので、ネジを外したり付けたりする時に磁石に持って行かれます。なのでピンセットがあると便利です。
8箇所のネジが外れたら液晶パネルを外しますが注意が必要です。
下の写真の4箇所にケーブルが繋がってるので、ゆっくりと液晶パネルを開けて、上から順番にケーブルを外します。
液晶パネルが外れました。
液晶パネルやガラスパネルは安全な場所で保管します。
液晶パネルを外したiMacの中は恐ろしく埃だらけなので、エアダスターで掃除をお勧めします。
丸の部分がケーブルが繋がってた箇所です。
中央に以前交換したHDDがあり、右の光学ドライブの場所には同じく交換したSSDがあります。
iMacのHDDを外す
丸の2箇所のトルクスネジを外します。
丸の2箇所のピンで固定されてるので、HDDを上に持ち上げます。
そしてHDDの右側にケーブルが繋がってるので外します。純正のHDDの場合、この2本のケーブルの下にもう一本、温度センサー用のケーブルがあります。
SSDをマウンタに取り付ける
SSDは2.5インチなので、3.5インチに変換するマウンタが必要です。僕はCentury 裸族のインナー (CRIN2535)を使用しました。
矢印の4箇所の+ネジで固定します。
HDDの固定用のピンとバーをマウンタに付け替えます。
HDDの保護材もマウンタに付け替えます。
後は逆の手順でiMacにSSDを取り付けて完了です。
ガラスパネルを取り付ける前に、エアダスターで液晶パネルの埃を吹き飛ばします。
さいごに
これで、iMac (mid 2010)のHDDをハード的にSSDに交換することができました。
次回は、iMacにOSを入れて設定をしたいと思います。
SSD交換後のOSの再インストールと設定は次の記事で↓↓