私のメインパソコンのiMac (21.5-inch, Mid 2010,MC508J/A) が、突然起動しなくなり、HDDをSSDに交換してみる事になりました。 交換までの経緯は前回の記事「iMacが突然起動しなくなった|HDDをSSDに交換」を参照してください。
※iMacの分解はあくまで自己責任でお願いします。
今回使用した道具を紹介します。
・トルクスドライバー
T8 特殊な星形のドライバーです。これが無いと分解できません。
・フック付き吸盤
100均やホームセンターに売ってます。
・ピンセット
画面横のネジを取り付ける時に ネジが磁石に持っていかれるので、あると楽です。
iMacを分解して、HDDをSSDに交換してみます。
まずiMacの電源を落として、ケーブルを全て抜きます。 画面に付いてるガラスパネルを外します。 ガラスパネルは磁石で付いてるだけです。 フック付き吸盤を画面の右上もしくは左上にくっつけて、手前に引っ張ると外れます。
次に、液晶画面を外すには、画面の左右の赤丸のネジ計8本を外します。
液晶画面は基板とケーブルが4本で繋がってます。 なので慎重に開けて、赤丸のケーブルを上から順に外します。
液晶画面が外れたら、HDDを外します。 まず、赤丸のネジを2箇所外します。
赤矢印のところでピンで留まってるので、 HDDを上に持ち上げて抜きます。 HDDの右側はケーブルが繋がってるので外します。 青矢印はSATAケーブル 黃矢印は温度センサーケーブル(この年代のiMac独自らしい)
赤丸の温度センサーケーブルは、交換したSSDやHDDには接続できません。 なので、ファンが暴走します。でも対処法があるので試してみます。
赤丸のHDDのピン2本を、SSDのマウンタに移植します。
赤丸のHDDの固定用金属プレートをSSDのマウンタに移植します。
赤丸のHDDのクッションを、SSDのマウンタに移植します。
あとは、逆の手順で取り付けます。 温度センサーケーブルは余るので、適当にしまっておきます。
液晶画面も逆の手順で取り付けます。
画面横のネジを付ける際は、ネジが磁石にくっついて付けにくいので、ピンセットがあると便利です。 ダストスプレーで画面のホコリを飛ばして、ガラスパネルをはめればハード的な交換は終了です。
次回は、SSDにOSを入れて設定をしてみます。
次回の記事「iMac mid 2010のHDDをSSDに交換してみた② 復元と設定」