Macでアプリのウインドウを複数広げて作業をしてると、大きな画面が欲しくなりますね。そんな時、Macはディスプレイがもう一つあれば、画面を拡張する事ができます。
僕は普段、ブログを書くのにメインでiMacを使ってます。iMacは少し古く、iMac (Mid 2010)の21.5インチですが、光学ドライブをSSDに換装してるので、スピードは快適です。
しかし、僕はアプリのウィンドウを複数広げて作業する事が多いので、ウインドウが重なって作業がしづらくなります。最近、ブログを書くのに主に使ってるアプリは、MarsEdit、Chrome、 Photoshop、Evernote、Skitch、などです。21.5インチの画面はノートよりマシですが、これら複数のアプリを同時に使うと画面の小ささを感じます。
iMacの画面。アプリが重なりすぎてて切り替えが大変です。
そこで、我が家にはPCのディスプレイが1台余ってたので、Macをデュアルディスプレイ化する事にしました。
MacBook Airなどの内蔵ディスプレイを閉じて使うクラムシェルモードの記事はこちらです。
クラムシェルモードでMacBook Air/Proを他のディスプレイに外部出力する方法
Macをデュアルディスプレイ化してみた
変換ケーブルを用意する
iMac (Mid 2010)には、「Mini Displayport」という映像出力の端子があります。現行モデルでは、「Thunderbolt」に変わってますが、形状が同じで使う事ができます。
一方、繋ぐディスプレイは、アナログの「VGA端子(D-Sub15ピン)」になります。
Macとサブディスプレイを繋ぐために、Macの「Mini Displayport」を、PCディスプレイの「VGA」に変換するアダプタを購入しました。 変換アダプタは、Apple純正が不具合が無く確実ですが、価格が少し高いです。Apple純正以外にも、安い互換品がいろいろ出てますが、純正以外の安物の場合、映らなかったり、映像が綺麗ではないなど不具合が多いみたいなので、Amazonで評価の高い物がおすすめです。
Apple純正Mini Displayport-VGA変換アダプタ
Apple on line Store→ Apple Mini DisplayPort - VGAアダプタ
下記のMini Displayport-VGA変換アダプタはAmazonで評価が高いのでおすすめです。
Mini DisplayPort - VGA変換アダプタを繋ぎ、Macとサブディスプレイが接続されました。これで準備は完了です。
サブディスプレイの電源をオンにすると、Macの拡張画面が映し出されてます。
次はMacの設定をします。
Macでデュアルディスプレイの設定をする
設定<ディスプレイをクリックしてディスプレイ設定画面を開きます。
配置をクリックして、サブディスプレイの位置を指定します。僕が設置したサブディスプレイの位置は、Macの右上なので、設定でもそのあたりに配置します。ドラッグで好きな位置に移動します。この位置設定をしておけば、画面移動が繋がって操作が楽です。
サブディスプレイの画像解像度の設定もできます。
ウインドウを移動してみます。画面の位置を設定してると、こんな感じで繋がります。
ウインドウがサブディスプレイに移動しました。
ミラーリングをするには
ディスプレイ設定画面で、「ディスプレイをミラーリング」にチェックを入れると、Macの画面がそのままサブディスプレイに表示されるので、主にプロジェクターでのプレゼンなどに使えます。
Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタの種類
ディスプレイによって対応するアダプタはいろいろです。リンクを貼ってるので参考にして下さい。
VGA(アナログ/D-sub15ピン)↔Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタ
DVI-D(デジタル/24ピン)↔Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタ
HDMI↔Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタ
まとめ
我が家に眠ってたPCディスプレイを数千円の変換ケーブルで繋ぐ事により、超快適なデュアルディスプレイ生活を手に入れました。
デュアルディスプレイでは、ブログを書く時、Macではメインの作業をして、 サブディスプレイはプレビュー表示という使い方をするようになりました。
画像の編集をする場合は、Macはメインの作業をするPhotoshop、サブディスプレイは、絶えず表示しておくフォルダ画面というように使い分けて作業をすると、今まで重なったアプリを探して切り替えてた手間がなくなり、作業にかかる時間も大幅に短くなりました。
自宅にPCディスプレイが余ってる方はもちろん、アプリのウィンドウを複数広げて作業する方にはデュアルディスプレイは作業効率が大幅にアップするのでおすすめです。
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