最近、MacBook Airを購入しました。MacBook Airは持ち運びは便利ですが、家で作業をしてると小さなディスプレイは作業がしづらく、大きなディスプレイを使いたくなります。そこでMacの映像をそのまま他のディスプレイに外部出力する機能「クラムシェルモード」を試してみました。
「クラムシェルモード」とは
MacBook、MacBook Air、MacBook Proなどのノート型Macのディスプレイを閉じた状態で、別のディスプレイに映像を映し出す機能です。この機能を使えば、デスクトップの様に大きなディスプレイにMacBookなどの映像を映し出す事ができます。
「クラムシェルモード」をするのに必要なもの
ノート型Mac
MacBook、MacBook Air、MacBook Pro
今回はMacBook Air 11インチ Early2015を使用しました。OSのバージョンは、EI Capitan 10.11.3です。
マウス
USBマウスもしくは、Bluetoothマウス
今回はAppleのMagic Mouseを使用しました。
キーボード
USBキーボードもしくは、Bluetoothキーボード
今回はAppleのApple Keyboard テンキー付きを使用しました。
ディスプレイ
入力端子のタイプは「HDMI」、「DVI」、「VGA」などありますが、変換アダプタを使って使用します。
Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタの種類
今回は自宅に余ってたVGA接続のディスプレイを使用しました。普段はiMacをデュアルディスプレイにして使用してます。
「クラムシェルモード」を始める手順
電源アダプタを繋ぐ
MacBook Airの電源アダプタを繋ぎ、充電されてる事を確認します。バッテリーモードではクラムシェルモードになりません。
マウスとキーボードをMacBook Airに接続する
Bluetooth接続の場合は、システム環境設定でBluetoothをオンにします。Magic Mouseなど、Bluetoothマウスを使用の場合は、Bluetoothの「詳細設定」で「Bluetoothデバイスでコンピュータのスリープ解除を可能にする」に✓を入れます。
MacBook Airとディスプレイをケーブルで繋ぐ
僕のディスプレイの外部出力はVGAです。
まず「Thunderbolt(アナログ/D-sub15ピン)↔Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタ」をディスプレイのVGA端子に繋ぎます。そして変換アダプタをMacBook AirのThunderbolt2ポートに接続しました。
クラムシェルモード
変換ケーブルが接続されると、外部ディスプレイには、Macの拡張画面が映し出されます。この状態をデュアルディスプレイと呼びます。
このままMacBook Airのディスプレイを閉じて、マウスをクリックすると、外部ディスプレイにMacBook Airのホーム画面が映し出されます。
ディスプレイの解像度が合わない場合は、ディスプレイ設定画面の解像度を変更します。
クラムシェルモードを解除するには、念のためMacをスリープ状態にしてからディスプレイを開けるか、Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタを抜きます。そのまま解除してもまず問題は無いみたいですが、スリープ状態にしてから行った方がベストみたいです。
Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタの種類
VGA(アナログ/D-sub15ピン)↔Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタ
DVI-D(デジタル/24ピン)↔Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタ
HDMI↔Mini Displayport / Thunderbolt 変換アダプタ
まとめ
MacBook Airのように、画面が小さいノート型のMacでも、このクラムシェルモードを使えば、自宅でデスクトップのように超快適になります。やはり画面が大きいと作業のはかどり方が違います。
ただし、内蔵ディスプレイを閉じて使用するので、Wi-Fiの電波が若干弱まったり、放熱性が弱まったりします。夏場はベタ置きにせずに、スタンドを使って風通しを良くした方がいいみたいですね。
用途に合わせて、クラムシェルモード、デュアルディスプレイ、ミラーリングを使い分けましょう。
デュアルディスプレイについては、こちらの記事を参考にしてください↓
Macをデュアルディスプレイ化したら作業が爆速になった!