IMG 0328

LINEが音楽ストリーミング配信サービス『LINE MUSIC』を2015年6月11日より開始しました。現在、iPhoneとAndroidで使用できます。PCのブラウザ版は7月を目処にサービスを開始します。有料サービスですが、お試し期間として2015年6月11日から2ヶ月間は無料で全機能を使えます。
世界中で使われてるSNS『LINE』の音楽サービスなので、LINEと連携する事で音楽を共有できる事も音楽サービスの新しいカタチです。

早速ダウンロードして使ってみたので紹介します。

LINEミュージックの特徴

LINEミュージックは、他の音楽配信サービスと同じようにプレイリストを作成する事もできますが、基本的には個別の曲を選択して聴く「フルオンデマンド」のサービスです。月額500円のライト版でも、月に20時間までという制限はつきますが、フルオンデマンドで楽しむ事ができます。

あらかじめシーンに合わせたプレイリストが用意されてます。例えば、「Party」、「作業用BGM」、「通勤・通学」など、テーマを選ぶだけでシーンに合わせた曲を簡単に楽しむ事ができるのは親切です。

音楽をLINEする

そして、LINEミュージックのキャッチコピーの「音楽をLINEしよう」こそが1番の特徴で、他の音楽配信サービスとの決定的な違いです。曲やプレイリストをLINEのトークやタイムラインに送る事ができ、送られた側はiPhoneの場合、トークルームのタイムライン上で直接再生するか、LINE MUSICアプリで再生できます。非会員の場合は30秒まで視聴できます。誕生日のお祝いの言葉に曲を添えたり、おすすめの曲を紹介したりと、様々な利用シーンが考えられます。

LINE MUSICの料金

料金プランは、ベーシックプランと、プレミアムプランの2種類です。違いは時間制限のみです。全ての機能と楽曲が聞き放題なのは同じです。

ベーシックプランは、500円で、30日間、20時間までの時間制限付きで全ての機能と楽曲が聞き放題です。10時間追加は300円です。

プレミアムプランは、1000円で、30日間、時間制限無しで全ての機能と楽曲が聞き放題です。
自己申告制の学割もあり、ベーシックプランは300円、プレミアムプランは、600円です。

LINEミュージックを使ってみた

iOS版

Android版
LINE MUSIC(ラインミュージック)Google Play Store

上記のリンクからダウンロードします。
「LINE MUSIC」アプリを起動して、LINEアカウントでログインします。
次に「LINE MUSIC」が、LINEのアカウント情報にアクセスする事を同意します。

Line music1a

通知を許可するか選択します。
現在フリートライアルで2015年8月9日まで無料で全ての機能が使えて聞き放題です。

Line music2

トップ画面です。音楽プレーヤーというよりも、iTunesの画面に似てます。ピックアップ、ニューリリース、おすすめプレイリスト、アーティストなどが並びます。
右上の虫眼鏡のようなアイコンでアーティストやアルバム、曲を検索します。
試しに「絢香」を検索してみます。ベストマッチングで絢香というアーティストが見つかりました。

Line music3

曲のラインナップは、現在のところまだまだ豊富ではありませんが、人気の曲はだいたい有りそうな感じです。

Line music4

音楽プレーヤーはシンプルです。ジャケットをタップすると歌詞が表示されます。1曲リピート/全曲リピート、シャッフル、お気に入り、プレイリストへ追加などは他の音楽プレーヤーにもある機能ですが、違いはシェア機能です。LINEのトークもしくはタイムライン、Twitter、Facebookへの投稿ができます。

Line music5

シェアできるのは、曲、アルバム、プレイリストです。
曲は、LINEのトークのタイムライン上で直接再生する事ができ、LINE MUSICアプリで再生する事もできます。ただし、非会員の場合は試聴時間が30秒です。
アルバム、プレイリストはLINE MUSICアプリ上での再生となります。

Twitter、Facebookの場合は、LINE MUSICアプリへのリンクになります。

左がLINE、右がTwitter画面です。
Line music6

音質について

音楽プレーヤーとして肝心なのは音質です。音質設定は、高(320kbps)、中(192kbps)、低(64kbps)、ネット環境に応じた自動設定の4つの設定から選択できます。iPhone6で再生して高と低で聞き比べてみると、 低の方が高音域のガサつきが多少ありますが、十分満足できるレベルです。高と中の違いはわかりませんでした。
なので3GやLTEなどのモバイル環境では、通信容量を使うので、低にして、自宅などのWi-Fi環境では、高にするなど使い分けると良いと思います。面倒なら、ネット環境に応じた自動設定があります。モバイル環境での再生ですが、高、中、低、のどれでも、ストレスなくスムーズに再生されました。

また、キャッシュをオンにしておくと、楽曲情報をストックするので、次に同じ曲を再生した時にダウンロードしないので、通信容量を節約できます。しかしオフライン再生はできません。楽曲情報をストックしていても、再生時に通信で認証するからです。オフライン再生に対応してほしいところです。

まとめ

このSNSでの音楽の共有は、新しいコミュニケーションのカタチです。現在、日本では誰もが使ってる「LINE」だからこそできるサービスで、LINEをまだ使ってない人でも、LINEミュージックをきっかけにLINEを開始するという人も増えると思います。
サービス内容、アプリの使い勝手は良いのですが、肝心の曲数が現段階で150万曲以上と物足りない感じです。LINEは、年内に500万曲以上、2016年には3,000万曲以上の見通しを立てており、早めの曲数の充実が望まれます。

2015年5月には「AWA」、6月中には「Apple Music」がサービスが開始されるなど、定額制音楽配信サービスが熱くなってきました。みなさんはどれにしますか?

シェアしていただけると励みになります

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう