この記事は、僕が初めてiPhoneを修理した時の記事です。
2012年9月7日、楽天オークションを見ていた時に、綺麗なホワイトのiPhone3GSを発見しました。
ジャンクだったのですが、ジャンク理由は、アップルマークとiTunesに繋げる画面しか映らないという事でした。起動しない事以外は、外観は綺麗で、ボタン類も正常だそうです。
ホワイトのiPhone3GSが安く欲しかったので、自分で起動に挑戦しようと思い、8000円で落札しました。
この記事では、僕が2012年に初めてiPhoneを修理した時の様子を書いていますが、細かい分解方法は下記の記事を参考にしてください。
iPhone3GSの詳しいバッテリー交換方法はこちらの記事を参考にしてください。
記事は3Gですが、構造が3GSと似ています。
iPhone3GSホワイト(ジャンク)
こちらが楽天オークションで落札した>iPhone3GSホワイト(ジャンク)です。
女性がケースと保護フィルムをしていたという事で、非常に綺麗な状態です。
充電を始めると、説明の通りiTunesに繋げる画面が表示され、iTunesに繋いでも画面が進みません。復元すれば起動するかなと思っていたのですが、復元もできません。ネットで調べたところ、バッテリーに不具合があるのではと思い、自分でバッテリー交換に挑戦してみる事にしました。
iPhone3GSのバッテリー交換に挑戦
iPhone3GSの詳しいバッテリー交換方法はこちらの記事を参考にしてください。
記事は3Gですが、構造が3GSと似ています。
こちらがホームセンターなどで購入した工具類です。
まずはドッグコネクタ横のプラスネジを外し、吸盤で画面を開きます。
ディスプレイと本体を繋いでいるケーブル類を外します。
ディスプレイが外れました。
現在のiPhoneとは内部の構造がだいぶ違いますね。コネクタなどにわかりやすく数字のシールが貼られています。そしてなんとディスプレイの裏には手書きで文字が書かれています。
カメラユニットを外し、ロジックボードを固定している7箇所のネジを外すと、ロジックボードが外れます。
大きなロジックボードですね。ロジックボードが外れるとようやくバッテリーが現れました。
バッテリーは両面テープで固定されてるので、ヘラで慎重に剥がします。
バッテリーが外れました。
こちらがiPhone3GSの交換用バッテリーです。
左が新しいバッテリーで、右が元のバッテリーです。
あとは逆の手順で組み立てます。コネクタ類を繋ぎ、画面を閉じる前にケーブルに繋いでみると、アップルマークの下に今まで表示されなかったプログレスバーが表示されました。
ついにジャンクのiPhone3GSが起動しました。起動しないのはバッテリーが原因だったのですね。
さいごに
ジャンクで購入したiPhone3GSですが、バッテリーを交換して起動してみると、なんと、前の持ち主が使用してたままの状態でした。パスワードロックはかかっておらず、写真や連絡先やメールや履歴など、そのままの状態でした。初期化しないまま使えなくなったので売りに出したのですね。僕は見なかったことにして、すぐに初期化してデータを消しましたが、iPhoneを初期化しないまま譲渡するのは危険です。
トラブルを防ぐためにも、iPhoneは必ずロックをかけて、譲渡や処分する時は初期化しましょう。
今更ですが、僕が初めてiPhoneを修理した時の記事を書いていなかったので書いてみました。
iPhone3GSの詳しいバッテリー交換方法はこちらの記事を参考にしてください。
記事は3Gですが、構造が3GSと似ています。