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先日、キッチンで料理を作ってる際に、iPhone5sをうっかり水の入った桶の中に落としてしまい、完全に水没してしまいました。水はただの水です。そこでネットで話題の水没したスマホなどの電子機器を復活させる魔法のような液体「リバイバフォン」を試してみたところ、3日でiPhoneが完全復活したので、ご紹介します。

※iPhoneが必ず復活するとは限りません。試される方は自己責任でお願いします。

水没iPhone復活の流れ

① iPhoneが水没したらすぐに電源を切り、充電、通電を絶対にしない。

② SIMカードを抜く

③ 水分を拭き取りとにかく乾燥させる。

④ Reviveaphone 【リバイバフォン】リペアキットにもう一度iPhoneを水没させる。

⑤ 24時間自然乾燥させる。

iPhoneが水没したらすぐに応急処置をします

iPhoneが水没したら、すぐに電源を切り、応急処置をしました。 まずSIMカードを抜き、iPhoneの水分を拭き取ります。そしてスピーカーやマイク、SIMカードスロットなどの穴から水を出し、テイッシュなどを入れ、できるだけ水分を吸収します。あとは、3日ぐらい自然乾燥です。

絶対にしてはいけないのは、電源を入れたり充電をする事です。そして、振ったり、ドライヤーで風を送ると、さらに奥のまだ無事な部分にも水分が侵食するのでやめた方が良いみたいです。
一通り水分が取れれば、更に乾かすために、iPhoneをティッシュで包み、乾燥剤かお米を入れたビニール袋に密閉して入れて、自然乾燥させます。3日後に完全に乾いたら電源を入れてみます。

真水の場合、水没してすぐに電源を切って乾燥させれば、高い確率で復活するみたいです。海水や洗剤やジュースなどの場合は、真水で洗い流す必要があります。

僕はiPhoneを分解する工具があったので、iPhoneを分解して乾かしました。 専用の工具でディスプレイを外し、中の水分を拭き取り、バッテリーを外しました。 水没センサーが2つとも完全に赤に変色してます。

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iPhone5/5sのディスプレイ、バッテリーの外し方は、こちらの記事で説明してます。 「iPhone5/5Sのバッテリーを自分で交換する方法

さらに水分を拭き取りました。

一通り目に見える水分が無くなれば、さらに乾燥させる為に乾燥剤を使い乾かします。 僕の自宅には、乾燥剤が無かったので、お米で代用しました。

まずiPhoneをテイッシュで包み、ビニール袋に入れてお米を敷き詰めます。口を縛り、応急処置の完了です。

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あとは、iPhoneを乾燥させながら、AmazonでReviveaphone 【リバイバフォン】リペアキット◆日本正規版◆を注文して商品の到着を待ちました。

「リバイバフォン」を使う

Amazonで「Reviveaphone 【リバイバフォン】リペアキット」を注文した次の日に商品が届いたので、早速使ってみました。iPhoneの水没から36時間経過してます。

パッケージの中身です。洗浄液入りプラスティックボトル、アルミパウチ袋、自然乾燥用トレイ

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リバイバフォンとは

リバイバフォンとは、イギリスで開発された、特殊な液体で、飽和一価アルコール類に分類され、水没した機器に付着したミネラル成分などの不純物を取り除く事ができます。正しく対処してリバイバフォンを使えば、水没したiPhoneが90%の確率で復活するみたいです。ただし、水没後に未通電、未充電に限ります。

リバイバフォンのパッケージに書いてある説明です。

モバイル機器の水没による故障の原因は、もちろん水分です。 しかし、水分を乾燥させただけでは機器が復活しない場合があります。なぜなら水分に含まれるミネラル成分などが基盤に残ることにより、乾燥しても接触不良が起こり、故障を起こしてしまうから。 リバイバフォンは故障原因のミネラル成分を基盤から安全に除去。水没したモバイル機器の、安全で最適な復活方法です。

 

まず、洗浄液のボトルを開けて、洗浄液をアルミパウチ袋に注ぎます。

このボトルは開けるときにコツがあり、一度キャップを押してから回します。

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アルミパウチ袋に慎重に洗浄液を注ぎます。

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洗浄後に液体からiPhoneを取り出す時に、素手で触るのは怖かったので、僕は糸を結び付けました。ビニール手袋や割り箸でもいいと思います。

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iPhoneを洗浄液に浸します。

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洗浄液は強力なので、洗浄液に浸す時間は7分で、長くても10分以上は浸さないように書いてあります。

7分後、iPhoneを洗浄液から取り出し、自然乾燥用トレイに移します。まだ洗浄液の水滴がついてます。24時間以上、自然乾燥させます。

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24時以上経過して完全に乾燥したら、組み立てに入ります。

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バッテリーを付けます。こちらはAmazonで新しく購入した物になります。念のため交換しました。

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Touch IDセンサーのケーブルとディスプレイを取り付けます。

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バッテリーを交換したので、充電器を差し、恐る恐る電源を入れると無事に起動しました。

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まる1日使ってみましたが、問題なく動作してます。水没から3日で無事に復活しました。

 

まとめ

iPhoneが水没しても、きちんと対処すれば復活する事が分かりました。僕はiPhoneを分解する道具を持ってたので、念のため分解してバッテリーも交換しましたが、分解しなくても90%の確率で復活するみたいです。そしてさらに真水の場合は、水没してすぐに電源を切り、完全に自然乾燥すれば、高い確率で復活するみたいです。しかし、水分に含まれるミネラル成分が後から不具合を起こす可能性もあります。電源を入れたらショートする事もあります。そうなってからでは遅いですね。 その不具合を起こすミネラル成分を除去するこの液体を使う事をオススメします。

追記:[2016年1月21日] iPhone6sを水没させてしまい、復活させました。こちらの記事も参考にして下さい ↓ ↓
水没したiPhoneから自力でデータを取り出すまでにした事

iPhone5用バッテリー

iPhone5s用バッテリー

iPhone分解用工具セット

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