Iphone migration top001a 2

iPhoneを機種変更した際に、元のiPhoneから新しいiPhoneへ、データを移行する方法が分からない方や、LINEのトーク履歴が消えてしまった方をよく聞きます。
この記事では、実際に僕がiPhoneのデータの移行を何回もしてみた経験から、iPhone X、11シリーズiPhone8に機種変更する際に、新しいiPhoneへのデータを引継ぎ、移行する方法をまとめてみました。

iOS13からは、iPhone同士でデータを直接転送する機能が増えたので、移行がさらに簡単になりました。

しかし、移行時に「LINE」 やApple Payの「Suica」は、手順を間違えると引き継ぎができないので注意が必要です。

スポンサーリンク

新機種のiPhoneに移行する前にしておくべき事

最新のバージョンにアップデート

データをバックアップから復元する際に、元のiPhoneと新しいiPhoneのiOSのバージョンが違うと引継ぎができない可能性があるので、iOSが最新のバージョンでない場合、アップデートをしましょう。
設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認できます。
LINEアプリも同様に最新のバージョンにアップデートしておきます。

Suica

Apple Payの「Suica」は、元のiPhoneに入ったまま新しいiPhoneに移行したら、エラーが発生して使用できなくなる可能性があるので、必ず移行前に元のiPhoneの「Wallet」からSuicaを削除します。削除といっても、元のiPhoneのWalletから表示がなくなるだけで、Suicaの残高などの情報はiCloudのサーバーにあるので、新しいiPhoneでWalletに追加したら元通りになります。
この作業は、新しいiPhoneにSuicaを登録する前にしておきます。

元のiPhoneの「Wallet」を立ち上げ、右下の「i」マークをクリックして、My Suicaの「情報」の「カードを削除」をクリックすれば削除されます。
Iphone migration1a

ワンタイムパスワード

インターネットバンキングで「ワンタイムパスワード」を設定してる場合、バックアップから復元前に、利用してる金融機関のインターネットバンキングのサイトで、ワンタイムパスワードの利用解除をします。これを忘れると、機種変更後にワンタイムパスワードを再設定できなくなり、金融機関に行っての書面での申請になるので大変です。

画面は利用してる金融機関によって違います。

Iphone migration3 2

ワンタイムパスワードアプリ」も削除しておきます。

新しいiPhoneを復元後に、金融機関のサイトからワンタイムパスワードのを開始手続きをして「ワンタイムパスワードアプリ」をインストール、設定をします。

iCloudの設定とバックアップ

iPhoneのバックアップと復元をMacやPCのiTunesでする場合でも、iCloudの設定はしておきます。iCloudでバックアップを取っておくと、MacやPCのバックアップから復元に不具合があった場合、MacやPC無しで復元できます。
また、LINEの機能で、トーク履歴のバックアップにもiCloudを使うので、設定しておきます。

設定」画面の一番上に表示されてる「自分の名前」をクリックして「iCloud」をクリックします。
Iphone migration5

iCloudバックアップ」をオンにして、iPhoneが電源とWi-Fiに接続されてる事を確認してから、「今すぐバックアップを作成」をクリックします。

また、LINEの機能でiCloudにバックアップを取るには、「iCloud Drive」をオンにします。
Iphone migration6

LINEのトーク履歴をiCloudでバックアップする

新しいiPhoneを、iTunesやiCloudのバックアップから復元した時に、トーク履歴が消えてしまっても、LINEの機能でトーク履歴をバックアップしていれば、復元できるので安心です。

LINEの機能でトーク履歴をiCloudでバックアップできるようにするには、メールアドレスパスワードの登録が必須です。まだの場合、登録しましょう。

LINE」アプリの「設定」→「アカウント」から確認できます。
Iphone migration7

設定」の「トーク」ををクリックして、「トークのバックアップ」をクリックします。
Iphone migration8

今すぐバックアップ」をクリックすると数十秒でバックアップが完了します。
この時、データ通信をするので、モバイルよりWi-Fiの方がおすすめです。
Iphone migration9

iTunesでiPhoneをバックアップする

MacやPCのiTunesを使ってバックアップして復元すれば、iCloudでバックアップして復元するよりも、ログイン情報などより多くの情報を復元できます。ここではMacのiTunesを使います。

iPhoneをMacまたはPCに接続してiTunesを起動します。
左上のiPhoneのアイコンをクリックします。
Iphone restore0

バックアップする場所を、「このコンピュータ」を選択して、「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れ、「今すぐバックアップ」をクリックします。
Iphone restore1

初めてバックアップを取る場合、iPhoneのバックアップを保護するパスワードを決めます。
Iphone restore2

iPhoneの初期設定

iOS11からは、設定が簡単になりました。元のiPhoneがあれば、新しいiPhoneに設定などの情報を転送する事ができます。手動で設定する事もできます。ここでは、新しい設定方法を使います。

新しいiPhoneにSIMカードを入れ電源を入れます。
新しいiPhoneが起動してホームボタンを押します。設定画面になりますが、画面はまださわりません。近くに元のiPhoneを置き、ホームボタンを押すと、「新しいiPhoneを設定」画面が表示されるので、「続ける」をクリックします。
Iphone restore3

新しいiPhoneには、Apple Watchの設定の時みたいなアニメーションが表示されます。
Iphone restore4

このアニメーションを元のiPhoneのカメラで読み取ると、設定が始まります。
Iphone restore5

新しいiPhoneに、元のiPhoneのパスワードを入力すると情報が転送されます。
Iphone restore6

数秒から数分で新しいiPhoneがアクティベーションされます。
Iphone restore7

iPhone8や7の場合、「Touch ID」の設定をします。
Iphone restore8

iPhone Xシリーズの場合は、「Face ID」の設定になります。あとで設定することもできます。
Iphone restore19

Apple IDを設定中」と表示されるのでしばらく待ちます。
Iphone restore9

iPhoneをバックアップから復元する

iOS13からは、さらにデータの移行が簡単になり、旧iPhoneから新iPhoneへ、復元データを直接転送できるようになりました。

データを直接転送する

IDの設定が終わると復元方法の画面になります。
データを転送」画面で、復元方法を「iPhoneから転送」を選択します。
MacやPCのiTunesから復元する場合は、一番下の「その他のオプション」を選択します。
Ios13 setting 1 2

利用規約に同意して、エクスプレス設定を済ませると、データの転送が始まります。データの転送時間はデータ量によって変わります。僕の環境の場合、約60GBで約50分かかりました。
Ios13 setting 4

「アプリとその中のデータ」は、iPhoneの初期設定が終わり、iPhoneが使える状態になってから順に復元されます。
データの転送が完了すると、「Appとデータ」の復元方法を選択します。
Ios13 setting 6 2

従来の復元方法

こちらは従来の復元方法です。
Iphone restore9 5
復元する前にバックアップをアップデート
こちらを選択すれば、元のiPhoneを、今すぐiCloudでバックアップが開始されます。バックアップ完了後にiCloudから復元されます。

○○○○年○月○日バックアップから復元
iCloudの最後に保存したバックアップから復元する場合はこちらを選択します。

ほかのバックアップを選択、または復元しない
iTunesのバックアップから復元する場合はこちらを選択します。

iCloudから復元する

①復元する前にバックアップをアップデート

旧iPhoneのiCloudバックアップを今すぐ開始して、最新のバックアップから復元する事ができます。
バックアップが終了すれば、iCloudから復元の設定が始まります。
IMG 8708

② ○○○○年○月○日バックアップから復元

最後にバックアップしたiCloudバックアップデータから復元します。

利用規約を読み、「同意する」をクリックし、「バックアップから設定」は「続ける」かカスタマイズします。
Icloud restore1

Apple Pay」の設定ができます。
Suica」を移行する場合は、先に元のiPhoneのWalletからSuicaを削除してから、ここでSuicaを登録します。方法は、後ほど説明します。
iPhone解析」は共有かしないか選択します。
Icloud restore2

iTunes Store用のApple IDを入力して「次へ」をクリックします。
別のデバイスに2ファクタ認証用の確認コードが届くので、入力すると復元が開始されます。
Icloud restore3

iTunesから復元する

③ほかのバックアップを選択、または復元しない

iTunesから復元する場合は、まずこちらを選びます。次に「iTunesバックアップから復元」をクリックします。
Iphone restore10

iTunesに接続」と表示されるので、MacまたはPCにiPhoneを接続すると、iTunesが起動します。
Iphone restore11

iTunesの「このバックアップから復元」で復元したいバックアップを選び、「続ける」をクリックします。
Itunes restore1a

バックアップする時に登録した、ロックを解除するパスワードを入力して「OK」をクリックすると復元が開始されます。復元には内容により数分から数十分かかります。
Itunes restore2

復元が完了したら、ホームボタンを押してパスワードを入力します。
Iphone restore14

続ける」をクリックして、iCloud用のApple IDのパスワードを入力して「次へ」をクリックします。
Iphone restore15

位置情報サービス」はオンかオフか選びます。
ここで「Apple Pay」の設定ができます。あとでWalletで設定する事もできます。
Iphone restore16

「Suica」は必ず事前に元のiPhoneのWalletから削除しておきます。
ここでSuicaを登録できます。 Suicaの残高などの情報はiCloudのサーバーに残ってるので、新しいiPhoneでSuicaを追加するだけで、元通りに引き継げます。もちろん後からでもWalletから追加できます。

クレジットカードの方はもっと簡単で、「登録履歴のあるカード」が表示されるので、「セキュリティコード」を入力するだけで再び元のカードが使えるようになります。
Iphone restore17

初期設定が完了すると、iPhoneが使えるようになりますが、標準アプリ以外のアプリのインストールや写真などのデータの復元はしばらく続きます。
Iphone restore18

LINEのトーク履歴の復元

LINEアプリの再インストールが完了したら、トーク履歴を引き継ぐ設定をします。
LINEは現在の仕様では、同じアカウントでは複数のiPhoneで使うことができません。
新しいiPhoneにトーク履歴を移行する際、設定手順を間違えると、トーク履歴が消えてしまうので注意が必要です。
MacやPCのiTunesを使った移行方法は、LINEのトーク履歴を引継ぎやすいので、ここではiTunesで復元したLINEの設定を紹介します。

新しいiPhoneのLINEを起動して、下記の画面の「本人確認が必要です」が表示されれば、トーク履歴をそのまま引き継げるので、下記の手順に進みます。

もし、「利用することができません」と表示された場合はトーク履歴が削除されますが、iCloudバックアップがあれば復元することができます。「利用することができません」と表示された場合に進みます。

「本人確認が必要です」と表示された場合

本人確認

本人確認する」をタップして、LINEに登録してあるメールアドレスパスワードを入力して「OK」をタップします。
Line restore1

「引継ぎ認証」

引継ぎ認証は二通りのやり方があります。

これまで使ってたiPhoneでLINEが利用できる場合

この方法はFacebookでログインしてる場合や機種変時に電話番号を変えた場合もこちらを選びます。

まず、元のiPhoneの「設定」→「アカウント引継ぎ設定」をオンにしてから、
新しいiPhoneの「続行」をタップします。
Line restore4

番号認証」をタップして、電話番号を入力します。
Line restore5

SMSで認証番号が届くので、入力して「次へ」をタップします。
すると、元のiPhoneは初期化されます。「確認」をタップします。
Line restore6

これまで使ってたiPhoneでLINEが利用できない場合

この方法は、これまで使ってたiPhoneでLINEが利用できる場合でも使うことができます。

引継ぎ認証番号を受け取る」をタップして「番号認証」をタップします。
Line restore2

電話番号を入力して、「番号認証」をタップします。
するとSMSで認証番号が届くので、その認証番号を入力して「次へ」をタップすると新しいiPhoneのLINEで元のトークが見れるようになります。元のiPhoneのLINEは初期化されます。
Line restore3

この場合、LINEを新しいiPhoneに、完全に引き継ぐ事ができます。

「利用することができません」と表示された場合

LINEを起動したら「利用することができません」と表示された場合は、iTunesを使ったトーク履歴の引継ぎはできません。これは、複数の端末で同じLINEアカウントを使えないようにする為のセキュリティの仕様です。この画面が出たらLINEは初期化され、トーク履歴はすべて削除されますが、事前にiCloudにバックアップを取っていた場合、トーク履歴を復元することができます。

初期化の案内が出るので「確認」をタップして、 初期化後に「OK」をタップします。
Line erase1

一番最初の画面になるので、「ログイン」をタップして、「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「OK」をタップします。
Line erase2

「以前に使用していた端末ではLINEを利用できなくなります。」と表示されるので、元のiPhoneでiCloudにバッックアップを取ってない場合、先にバックアップを取ってから、「OK」をタップします。
次に電話番号を入力して「番号認証」をタップします。
Line erase3

OK」をタップすると、SMSで認証番号が届くので、届いた認証番号を入力して「次へ」をタップします。

Line erase4

ここで、トーク履歴があれば復元できます。
トーク履歴をバックアップから復元」をタップします。

年齢確認」が必要であれば各契約のキャリアのサイトで年齢確認ができます。
Line erase5

これでトーク履歴が復元されます。
iCloudバックアップから復元の場合、写真は復元されませんので、必要な写真はすぐに保存する習慣をつけておきましょう。

引き継げるもの

  • トーク履歴
  • 友達
  • スタンプ

引き継げないもの

  • 自分で変えた背景画像
  • 写真

メールの設定は引き継げないものがある

iPhone機種変後に、バックアップから復元しても引き継げないメールの設定があります。僕が以前書いた記事を参考にしてください。

まとめ

最近のiPhoneの機種変更時のデータ移行のポイントは、LINEですね。LINEのトーク履歴が消えてショックを受ける人も多いと思います。でも移行の手順さえしっかりすれば、LINEのトーク履歴が消えることはありません。
MacやPCのiTunesを使った移行方法は、LINEは完璧に引き継げ、各アプリのログイン情報なども引き継げるので、MacやPCがある場合はオススメです。
でもバックアップがなければ移行ができないので、日頃からこまめにバックアップを取りましょう。

関連記事

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう