先日、買ったばかりのiPhone7を紛失する事がありましたが、無事に手元に帰ってきました。
朝起きたら、iPhoneが無いことに気がつきあわてましたが、落ち着いて別のiPhoneを使い「iPhoneを探す」アプリで調べてみると、地図上では、近鉄奈良駅の近くの駐車場にありました。ちなみに僕の自宅は京都市内なので、遥か遠くです。iPhoneを無くした場所はわかりませんが、可能性としては、帰宅途中の電車に忘れて、駅の忘れ物預かり所に届いてるか、iPhoneを拾った人が持ってるかのどちかということになります。
「iPhoneを探す」アプリとは
iPhoneには、iPhoneの紛失時や盗難時に位置情報を使い、iPhoneがある場所を調べる事ができる「iPhoneを探す」アプリがあります。この機能は、自分のiPhoneが無くても、他人のiPhoneやiPadでも自分のアカウントでログインさえすれば、使うことができます。また、ネット環境さえあれば、どのパソコンからも「iCloud」というAppleのサイトからその機能を使うことができます。 このアプリを使えば、かなりiPhoneを見つけやすくなります。
ただし、iPhone内蔵のGPSで位置情報を取得するので、紛失したiPhoneの電源が切れてたり、電波を受信しない場所では表示されません。その場合、電源が入ったり、電波を受信した時にiCloudのメールアドレスにお知らせがきます。
「iPhoneを探す」アプリの主な機能
①iPhoneの位置情報を地図に表示する。
iPhoneのある場所が地図に表示されます。
②サウンドを再生する。
③紛失モードをオンにすれば、iPhoneをロックして所在地を確認できます。またiPhoneに連絡先などを表示させることもできます。
④iPhoneを消去
「iPhoneを探す」アプリを使ってiPhoneを探してみる
iPhoneを無くした日は仕事がある日でした。僕は、職場や友人とのやり取りは基本的に全てLINEを使っています。幸いLINEはMacでも使えるようにしているので、自宅のiMacでも、持ち運びできるMacBook Airでも使うことができるので、仕事などに支障はありませんでした。
出勤前に「iPhoneを探す」アプリでiPhoneを探してみると、なんと遙か彼方の奈良市にありました。 地図で表示された場所は近鉄奈良駅の近くの奈良女子大付近です。
場所がわかりにくいので地図の表示 を写真に切換えてみました。
写真で見ると、このiPhoneがある場所は駐車場ぽい事がわかります。
「紛失モード」をオンにする
とりあえず、 「iPhoneを探す」アプリの「アクション」から、「紛失モード」をオンにして、ロックをかけ、画面にメッセージと連絡先の電話番号を表示させました。
メッセージは、何もしなければ「このiPhoneを探しています。見つけた方はお電話下さい。」となっていますが、自由に変更することができます。
「紛失モード」をオンにすると、下記になります。
iPhoneがロックされる
Apple Payは使用できなくなる
画面にメッセージと電話番号を表示する
なお、iPhoneを見つけてパスワードを入力すれば「紛失モード」は解除されます。
「iPhoneを消去」をすると、全てのコンテンツと設定が消去されるので、iPhoneを追跡することはできなくなるので、よほどの理由がない限り、しないほうが良いです。
この表示が紛失したiPhoneに表示されます。これでこのiPhoneを見つけた人が良心的だった場合、連絡を貰える可能性ががあります。
iPhoneを電車に忘れた可能性が高いので、近鉄電車の忘れ物の問い合わせ先に 電話で聞いてみました。
紛失したiPhoneの特徴(機種、ケース、色、キャリアなど)や、紛失した時の車両の情報や時間帯などを聞かれて調べてもらいましたが、どこにも届いて無いという返事でした。
それから数時間後、もう一度「iPhoneを探す」アプリを開いてみると、iPhoneの位置が変わってて、近鉄奈良駅の中に移動してました。GPSは精度や状態から多少の誤差はよくあることです。このことから僕のiPhoneは、電車の中に忘れたのを、誰かが忘れ物として届けてくれて、近鉄奈良駅に保管してくれてるものだと思いました。
もう一度、忘れ物の問い合わせ先に 電話で聞いてみました。今度は、iPhoneのGPSの表示が奈良駅の中にあることを伝えて問い合わせてもらいましたが、奈良駅には届いてないという返事でした。
「iPhoneを探す」アプリでは奈良駅にあることになってるのに、届いてないというのは何かおかしいのですね。とりあえず仕事が終わったら奈良駅に行ってみることにしました。
iPhoneを探しに行き、見つかりました
仕事が終わってから、iPhoneを探しに奈良駅に行ってみました。「iPhoneを探す」アプリを使えるように、別のiPhoneを持っていきました。ただし、持参したiPhoneにはSIMカードが入ってないので、Wi-Fiが無ければ使えません。幸い、駅の中にはフリーのWi-Fiスポットがあり、使うことができました。「iPhoneを探す」アプリを起動してみると、iPhoneが近くにあります。場所はちょうど駅長室のあたりです。近鉄奈良駅では忘れ物は駅長室に届くとの事でしたので駅長室に行ってみました。
駅長室に入り、iPhoneの忘れ物が届いてないか確認してもらいました。すると引き出しの中から僕のiPhoneが出てきました。自分のiPhoneだと証明して下さいと言われたので、パスワードを入力してロックを解除しました。あとは、受け取りの書類を書いて、身分証明書を提示して完了しました。
iPhoneは電池が残り20%ぐらいでしたが、無傷でした。
まとめ
人に問い合わせるよりも、iPhoneの機能の方が信用できるとは不思議な世の中になりましたね。
昔のガラケーの時に携帯を失くした時は、今みたいにGPSなどの機能やサービスが無かったので探すのが大変でした。まず最初に携帯会社に電話して、携帯を止めてもらわなければなりませんでした。しかし今は便利になりました。iPhoneでは携帯を止めなくても悪用されにくくなっているどころか、逆に携帯を止めたら 「iPhoneを探す」アプリでiPhoneを探せなくなります。
iPhoneを失くした時のために、iCloudの設定で「iPhoneを探す」をオンにしておきましょう。
また、最近の連絡はLINEが主流なので、MacやPCでもLINEを使えるように設定していたら、iPhoneを失くしても、とりあえずはなんとかなります。
近鉄とJRの忘れ物の問い合わせ先
各鉄道の忘れ物をした時の問い合わせ先です。今回、どこに問い合わせたら良いのか分からなかったので載せておきます。
近鉄電車 旅客案内テレフォンセンター
大阪 06-6771-3105
名古屋 052-561-1604
8:00〜21:00
JR東日本 お問い合わせセンター
050-2016-1601
6:00 ~ 24:00
JR西日本 お客様センター
0570-00-2486
078-382-8686
6:00 ~ 23:00
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