Apple Watchは通常、アプリを起動するにはまずデジタルクラウンを押してアプリアイコンが並んだホーム画面を表示させ、使いたいアプリをタップします。Apple Watchは画面が小さいので、アプリを選びタップするのは大変です。 そこで、今必要な情報やお気に入りのアプリに素早くアクセスするために、「グランス」と「通知センター」があります。スワイプで表示できて、アプリにアクセスできるので一見似たような機能なのですが、両機能は用途が全く違うので違いを説明します。
グランス(Glances)
Apple Watch用の新機能です。
グランスには、少し見るという意味があります。お気に入りのアプリからの更新情報などの通知を、簡単に表示させる機能です。ちょうどiPhoneのウィジェットのようなものです。グランス(ひと目)用に最適化されてるので、スワイプして一瞬で予定を確認したり、現在地を見たり天気予報を見たりできます。そしてグランスからアプリにアクセスして、より詳しく見る事もできます。表示されるグランスはアプリによって異なります。また、グランスが無いアプリもあります。 画面の下の方を下から上へスワイプすれば、画面いっぱいにグランスが表示されます。
グランスは横スワイプでスクロールできます。下の写真は、「設定」アプリのグランスです。よく使う機能のミニアプリになってます。
ほかの基本アプリのグランスの機能はこちらから見れます↓ 主なアプリのグランスの機能
通知センター(Notification Center)
iPhoneにも同じ機能があります。 メッセージなど、アプリからの見逃した通知を素早く確認する事ができ、そのアプリにアクセスする事ができます。
画面の上の方を、上から下にスワイプすれば、アプリからの通知が画面いっぱいに表示されます。
表示された各アプリの通知は、縦スワイプもしくは、デジタルクラウンでスクロールできます。
写真は「メッセージアプリ」の通知です。メッセージの通知を選んでタップすると、
メッセージが開き、「返信」ボタンが現れるので、「返信」ボタンをタップすると(写真左)、メッセージ内容に合わせた返信用の定型文が表示されるので、選んで送信できます。絵文字でも音声でも送信できます。
「グランス」と「通知センター」の違い
「グランス」と「通知センター」の違いをわかりやすく言えば、
通知センターは見逃したアプリからの通知を格納してる所です。グランスはアプリの一部のよく使う機能のみで作った簡単なミニアプリです。共通点はスワイプですぐに表示でき、オリジナルアプリに簡単にアクセスできます。
Apple Watchは画面が小さいので、使いたいアプリにアクセスするのが大変なので、必要な時に素早くアクセスできるこの2つの機能はとてもありがたいです。
Apple Watchの基本の操作方法はこちらの記事を参考にして下さい。↓ 「【Apple Watchの使い方】基本の操作方法|デジタルクラウンと感圧タッチ」