FUJIFILMのミラーレス一眼「X-T10」に一目惚れして、ついに購入してしまいました。
僕が購入したのは、FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T10 レンズキット シルバー X-T10LK-Sです。
色はシルバーとブラックがあり、どちらもカッコいいのですが、よりレトロ感のあるシルバーを選びました。初めてのFUJIFILMのXマウントのカメラだったので、レンズは、とりあえず標準ズームの18-55mmレンズキットにしました。
結論からいうと「X-T10」を購入して大変満足しています。
僕がこのミドルクラスのミラーレス一眼を購入した目的は、もともと写真を撮るのが好きだったので、より美しい写真を撮る事と、きれいな商品レビュー写真を撮る事です。
そして、僕がこの、「X-T10」を選んだ主な理由は、4つあります。
①銀塩フィルム時代のクラッシックな一眼レフのようなデザインがとにかくカッコいい。
②マニュアル操作できる物理ダイヤルがあるので、メニューをたどらなくても、簡単にマニュアル撮影ができる。
③センサーがAPS-Cなので画質が良く、FUJIFILMの一眼は写真が綺麗という評判がある。
④EVFがあるので、ファインダーを覗いて写真が撮れる。
以上が僕が「X-T10」を選んだ主な理由です。
上位機種「X-T1」とも迷ったのですが、機能的に大きな違いは、防塵・防滴がなく、連続撮影枚数が少ない、ファインダー倍率が低いなどがるぐらいで、他の機能はほぼ同等なのと、「X-T10」は、ストロボがある、小型軽量、そして何より価格が約50,000円ほど安い事が決め手です。
「X-T10」の良い点
カメラのデザインがカッコいい
マグネシウム合金のメタルボディと軍艦部のダイヤルなどのデザインが、クラッシックカメラっぽい雰囲気になってます。また上部にある三角の出っ張りは、一眼レフのプリズムハウスぽいのですが、この部分にはポップアップ式のストロボが格納されています。
マニュアル操作がしやすい
「X-T10」には、マニュアル撮影用の物理的なダイヤルやスイッチがあるので、液晶メニューからたどらなくても、直感的に素早く操作が可能なのが凄く便利です。
よく使う、「露出優先モード」、「シャッタースピード優先モード」、「マニュアルモード」、「オートモード」、「露出補正」、「マニュアルフォーカス」などの切換えが簡単にできます。
軍艦部には、各種物理ダイヤルがあります。右側には「露出補正ダイヤル」、「シャッタースピードダイヤル」、左側には「ドライブダイヤル」があり、いろいろな仕上がりの画像を撮影できるモードがあります。
絞りは、マニュアルカメラと同じように、レンズの絞りリングを回して調節します。「オートモード切換えレバー」をAにするとオートになります。
ボディ前面右下には、「フォーカスモード切換えレバー」があり、フォーカスモードの切換えが素早くできます。
露出の切換え
オートモード
「シャッタースピードダイヤル」と同軸の「オートモード切換えレバー」を「AUTO」にします。
露出優先モード
まず上部の「オートモード切換えレバー」を「AUTO」ではない方にします。次に「シャッタースピードダイヤル」を「A 」に合わせます。そしてレンズの「オートモード切換えレバー」を絞りマーク側にします。あとは、絞りリングを回して絞りを選びます。
シャッタースピード優先モード
こちらも上部の「オートモード切換えレバー」を「AUTO」ではない方にします。次にレンズの「オートモード切換えレバー」を「A」に合わせます。あとは「シャッタースピードダイヤル」でシャッタースピードを選びます。
マニュアルモード
露出優先モードとシャッタースピード優先モードのやり方を組み合わせれば、マニュアルモードになります。
EVFが見やすい
写真を本格的に撮ろうと思ったら、やはり、EVF(電子ファインダー)は必要です。特に明るい昼間の屋外では、背面液晶は凄く見にくくピントがあってるかも分かりづらい時があります。EVFがあれば、画像がはっきり見えるので、確認がしやすくなります。
「X-T10」のEVFの画像は明るく鮮やかで、凄く綺麗です。そして、電子ファインダーですが、タイムラグは感じません。
フラッシュ内蔵
ポップアップ式のフラッシュ内蔵なので、いざというとき便利です。ホットシューがあるので外付けのフラッシュを取り付ける事もできます。
画面がチルトする
背面の液晶画面が上下にチルトするので、高い位置や低い位置からの撮影が楽です。
しかし自撮りはできません。
Wi-Fi対応
Wi-Fi対応なので、撮ってすぐに写真をスマホに送ったり、スマホをリモコン代わりにできます。
「X-T10」のイマイチな点
USB充電ではない
充電はUSB充電ならモバイルバッテリーも使えて便利なのですが、残念ながら「X-T10」は未対応です。充電器は結構大きめなので、持ち運びはかさ張ります。後継機では是非USB充電に対応して欲しいところです。
電池残量が%表示ではない
電池残量がソニーみたいに%表示ではないので、バッテリー残量が大まかにしか分からない。
ソフトウェアのアップデートで、是非改良して欲しいです。
「X-T10」を右手だけで持つと背面ボタンを誤操作しやすい
デジカメはみんなそうなのですが、「X-T10」の背面にもボタンがあり、右手だけで持つとボタンに干渉して誤操作しやすくなります。デジカメはしかたがないのかもしれません。
スナップにはパンケーキレンズ
ズームレンズは重いので、軽くてコンパクトなパンケーキレンズも一緒に購入しました。この27mm F2.8のレンズは、薄くて軽いので、取り回しが良く、持ち運んでスナップをどんどん取るのに便利です。単焦点なのでボケ味もあります。重たいカメラは持ち出しにくいですよね。
FUJIFILM XFレンズ FUJINON XF27mm F2.8 単焦点 広角 F XF27mmF2.8S シルバー
「X-T10」で撮影した写真
まとめ
「X-T10」を1ヶ月使ってみて、特にマニュアル操作が素早く簡単にできる事が特に良く、初心者にも写真の撮り方を覚えやすいカメラになってます。
一眼レフもいいですが、重くて持ち運びが大変だったりしますが、この軽量なミラーレスの「X-T10」は一眼レフに匹敵するぐらいの画質があります。
そしてやはり、EVFは必要ですね。日中の屋外でも綺麗で見やすく、写真を撮る実感が湧いてきます。
この 「X-T10」は、本格的な写真を撮れる実力機ですが、操作は覚えやすく直感的です。なので、写真を覚えるのに丁度良く、初心者にも扱いやすく、中級者や上級者にも幅広く使えるカメラです。
ミラーレス一眼で写真を覚えようという方にはぜひおすすめのカメラです。
今回購入した商品はこちらです
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