ついに出ました!Apple TV(第4世代)は、3年ぶりの新モデルです。 僕は、Apple TVが好きで第2世代、第3世代とApple TVを使い続けてきました。Apple TVはiPhoneやMacなどのApple製品を使ってるなら凄く活用できて楽しめます。Apple TVで直接iTunesの映画や音楽などのコンテンツや、YouTube、Huluなどを楽しむ事はもちろん、MacやiPhoneの動画や写真などをTVの大画面に映したり、ミラーリングすることも簡単にできます。
前モデルのApple TV(第3世代)の機能はこちらの記事で詳しく紹介してます。 TVの楽しみ方が変わる!「Apple TV 第3世代」の機能を紹介します
前モデルのApple TV(第3世代)は、今ではCPUが少し古くApple A5 シングルコアですが、まだまだ普通に快適に使えます。しかし、発売から3年間、大きなアップデートが無く目新しさがありませんでした。
今回発売された新型Apple TV(第4世代)を購入したので紹介します。
新型Apple TVの主な新機能と特徴
Apple Store に対応
前モデルはアプリを自由に追加することができずプリインストールのみでしたが、新モデルからアプリをiPhoneのように様々なサードパーティー製アプリを自由にインストールすることができるようになりました。付属のSiriリモートや別売の専用コントローラを使い大画面でゲームも楽しめます。
しかし現段階ではApple TV対応のアプリは少なくこれといったアプリがありません。今後のアプリの充実に期待します。
Siriリモート
・Siri用デュアルマイクを搭載して音声でも指示ができます。 ・十字キーがタッチパッドに変わり、操作が直感的になりました。 ・加速度センサーとジャイロスコープを搭載してるので、Wiiみたいにゲームのコントローラになります。 ・信号はBluetooth4.0なので赤外線と違い、リモコンをApple TV本体に向ける必要がありません。 ・音量ボタンがあるので、TVの音量を調節できます。 ・充電式になり、付属のLightningケーブルで充電できます。 ・iOSアプリのRemoteには非対応になりました。
Siriに対応
iPhoneやiPadでお馴染みのSiriに対応しました。声で映画を検索したりできるので、入力が楽になりました。再生、一時停止、何秒送る、などの操作もできます。また、天気やスポーツの試合を調べるなどもできますが、Apple TVのSiriはTV用に特化しており使える機能が制限されてます。
声でコンテンツを検索したり、アプリを起動できます。
Siri「明日の天気を教えて」と言えば、現在地の天気を表示します。上にスワイプして全画面表示にすることもできます。
「サッカーの試合の結果を教えて」と言うなど、スポーツの試合情報も調べることもできます。
強化されたハード
CPUはA5シングルコアから、A8デュアルコアになり、メモリも512MBから2GBにアップしました。そしてOSもiOSからTV OSにななった事で、アプリをインストールしてゲームなどの負荷の多いアプリも楽しめるようになりました。ストレージも8GBだったのが、32GBか64GBを選べるようになりました。
外部端子は光オーディオ端子が廃止されたので、音声をHDMI端子のないアンプなどに光オーディオケーブルで繋いでる場合は注意が必要です。
USB端子もMicro USBからUSB-Cに変わったので、MacやPCのiTunesに繋ぐ場合はUSB-Cケーブルが必要です。(まず繋ぎませんが)
HDMI が「Consumer Electronics Control」(CEC)に対応した事で、TVと機能連携できるようになりました。例えばApple TVのリモコンを操作するとTVの電源が入り、Apple TVが接続されてる外部入力に切り替わります。そしてApple TVのリモコンでTVの音量を調節できます。
価格
Apple TV (32CB) 19,872円(税込) Apple TV (64GB) 26,784円(税込)
新型Apple TV 開封レビュー
僕が購入したのは、容量が32GBのモデルです。 箱を持つとずっしりと重みがあります。
蓋を開けると、Apple TVとSiriリモートが並んでます。
付属品は、Siriリモート、Lightningケーブル、ACアダプタ、小冊子
左が新型Apple TVで右が旧型Apple TVです。デザインは同じですが、サイズは厚みが12mm増えて、重さも153g増えました。
インターフェースは、USB-Cに変更され、HDMIがバージョンアップして光オーディオが廃止されました。
裏側も同じで、ラバー素材で滑り止めになってます。
Siriリモートは、Siri用マイクを搭載し、十字キーがタッチパッドになり、充電式になりました。
Siriリモートは、前のリモコンよりも一回り大きくなって持ちやすくなりました。上部がタッチパッドになっており、Siri用マイクがあります。
裏側上部にもSiri用マイクがあります。
リモコン下部には、充電用のLightningポートがあります。
リモコン上部には、赤外線発光部があります。
新型Apple TVをTVに接続しました。これからセットアップします。
新型Apple TVをセットアップします。
新型Apple TVは、対応するiPhoneやiPadがあれば設定が簡単です。 まずApple TVに電源、LANケーブルを接続して、TVとHDMIケーブルで接続します。 すると、リモコンをApple TVとペアリングする画面が表示されます。リモコンのトラックパッドをクリックするとペアリングされます。
言語は「日本語」を選びます。
国または地域は、「日本」を選びます。
Apple TVの設定は、iPhoneかiPadがあれば簡単にできます。「デバイスで設定」を選びます。ただしiOS9.1以降のiPhoneかiPadが必要です。初代iPad、iPad2は対応してません。
僕はiPhoneで設定する事にしました。 まずiPhoneのロックを解除して、Bluetoothをオンにします。そしてiPhoneをApple TVに近付けると、iPhoneで設定出来るようになります。
iPhoneに設定画面が表示されます。
「続ける」をタップします。
iCloud用のApple IDのパスワードを入力します。
iTunes用のApple IDのパスワードを入力します。
iTunesのコンテンツを購入する為のパスワードをApple TVに保存するか聞かれるので、「はい」をタップします。
ここからは、テレビ画面で操作に戻ります。 「Siriを使用」を選択します。
スクリーンセーバの映像を自動でダウンロードするか選択します。僕は、「自動的にダウンロード」を選択しました。
あとは、診断結果を送信の選択や、保証に同意をすれば初期設定が完了です。 Apple TVのホーム画面が現れます。
新型Apple TVのここがいい!
僕がこの新型Apple TVを使ってみて地味ですが、一番便利になったと感じたのは、TVとの連携です。Apple TVのリモコンのボタンかタッチパッドをクリックすれば、TVの電源が入り、外部入力もApple TVの入力画面に切り替わります。音量もApple TVのボタンで調節できるので、いちいちTVのリモコンを操作する必要がありません。
新型Apple TVのここがイマイチ!
本体のデザインは同じで、厚みが増したので見た目がスマートではなくなり、新しいのに古いモデルに勘違いされる。 検索の文字入力で、音声入力とiOSアプリのRemoteに対応してないので文字入力が大変。 値段が旧モデルの倍以上になり、お手頃感がなくなった。
まとめ
新型Apple TVの新しいリモコンは使いやすくなり、Siriに対応したので検索が楽になりました。AppStoreにも対応してできることが増えたのですが、今のところ対応アプリも少なく、これといったものがありません。文字入力がしにくいなどの多少の不都合もありますが、機能が強化されてて全体的には十分満足できるので、ソフトの改良や、アプリの充実など今後に期待できます。
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