久しぶりに初代iPod touchを使ってみました。
この初代iPod touchは、日本では14年前の2007年9月22日に発売されました。
僕はこの初代iPod touchを、9年前の2012年8月に楽天オークションで中古を購入しました。落札価格は8,100円でした。
購入後、ほぼ使うことなく眠っていたので、今でも使えるのか、久しぶりに使ってみました。
初代iPod touchについて詳細は「iPod touch - 技術仕様」を参照
この記事では、初代iPod touch(iPod touch 第1世代)の外観と、現在の使用感をご紹介します。
iPod touch (第3世代)の記事はこちら↓
初代iPod touchの外観
こちらの写真は、2012年8月に楽天オークションで購入して、届いた時の写真です。ケースとフィルムを使用していたということで、外観はとても綺麗です。
背面のステンレス部分は、ケース使用による多少の傷はありますが、全体的に綺麗です。
ここからは、2021年現在の写真です。
初代iPod touchの箱は、iPhoneと同じような化粧箱です。第二世代以降はプラスチックの箱になっています。
前面の縁は、マットブラックの樹脂素材になっています。
アプリのアイコンは懐かしいデザインです。
下部には、ドックコネクタとイヤホンジャックがあります。ちなみにスクリーンフィルムを貼っています。
電源ボタンは左上にあります。
初代iPod touchには内蔵スピーカーはありませんが、電源ボタンを押してスリープしたり、ロック解除をした場合は、「カチッ」と音が鳴ります。不思議です。
正面下部にはホームボタンがあります。現在と変わらないですね。
背面左上部には、Wi-Fi通信用の樹脂パーツがあります。
ちなみに背面にもフィルムを貼っています。
iPodシリーズ特有のステンレス素材はピカピカで美しいです。
初代iPod touchの使用感
OSのバージョンは、更新できる中で最新の「iPhone OS 3.1.3」です。かなり古いですね。現在のサードパーティー製のアプリはほぼ使用できません。純正アプリも使えるのは限られています。
純正アプリのミュージックアプリは使えました。もちろんApple Musicは使えませんが、MacやPCと同期すれば今でも音楽を入れることができます。
初代iPod touchには、内蔵スピーカーやBluetoothはありませんので、イヤホンジャックにヘッドホンや外部スピーカーを繋ぐ必要があります。ボリュームボタンもありません。
ビデオアプリは、以前ダウンロードしたiTunesで購入したビデオを見ることができました。しかし新たにビデオを入れる為、iTunesアプリを開こうとしましたが立ち上がりませんでした。
Safariは現在のサイトには、ほぼアクセスできません。
YouTubeアプリもYouTubeにアクセスできませんでした。
MapはGoogle Mapです。かろうじて地図は見れました。
検索もできましたが経路表示はできませんでした。
初代iPhoneとの比較
左が初代iPhone、右が初代iPod touchです。両方とも同じ年(2007年)に発売されました。カメラや電話やボイスメモなどのアプリはiPhoneにしかありませんね。
背面は、初代iPhoneがアルミに対して初代iPod touchはステンレスですね。初代iPod touchにはカメラもありません。
iPod touch (第5世代)との比較
左がiPod touch (第5世代)、右が初代iPod touchです。iPod touch (第5世代)にはフロントカメラと背面カメラがあります。この両カメラは第4世代より搭載されています。
背面は、iPod touch (第5世代)よりアルミ素材になりました。
さいごに
初代iPod touchは、発売から14年経っていますが、2021年現在でもMacと同期ができ、ミュージックプレイヤーとして使えるのは驚きです。
もちろんアプリもApple Musicも使えず、音楽も有線接続に限られますので、iPhoneのような実用はできませんが、貴重なコレクションとして、使える状態で保存したいと思います。