ソニーのデジカメ「サイバーショット DSC-WX300」の液晶画面が故障したので、自力で液晶画面を交換しました。
こちらのデジカメは、写真のデータを撮ったその場で、Wi-Fiを使ってiPhoneなどのスマホやMacやPCに転送できる便利な機能があります。
カバンの中に入れてたのですが、ある日電源を入れたら液晶画面がほぼ真っ白で、黒いラインが2カ所にはいっています。
左下には少し映像が見えます。 液晶画面の表面は普通なのですが、中のパネルが割れてるみたいです。 写真を撮ってみましたが、異常はなかったので、液晶画面が割れてる事以外は問題が無さそうでした。
購入してまだ1年も経っておらず、高機能で使い勝手の良いデジカメなので、メーカーに修理に出そうと考えましたが、いろいろネットで調べた結果、修理代が約18000円もかかる事がわかりました。
新品を購入するのとあまり変わりません。そこで、自分でパーツを交換できたら安く済むので、分解してみました。すると見事に液晶画面だけ外すのに成功しました。
自分で交換できるのがわかり、液晶画面を販売しているサイトを探したのですが、日本国内では見つかりませんでした。
思い切って、アメリカの最大のオークションサイト、ebayで検索してみたら、液晶画面のパーツがいろいろな所で出品されていました。
検索語句は下記です。
sony wx 300 lcd screen
私は、US15ドルで購入しました。 発送元は中国の深センでしたが、送料は無料でした。その代わり商品の到着に2週間かかりました。
※デジカメの分解は、メーカー保証の対象外になります。試す方はあくまで自己責任でお願いします。
分解はプラスドライバーとピンセットを使いました。
下記のセットはデジカメなどの精密機器の分解に必要なものが揃っていて便利です。
到着した液晶パネルの部品です。これから交換します。
まず電池を取り出してから、矢印の5カ所のネジをプラスドライバーで外します。 底面のネジはこの3カ所のみです。 はずす背面カバーは、数カ所をツメで留てあるので、矢印の面から慎重にこじ開けて行きます。 右側の基盤を矢印の方向に起こします。 液晶画面を矢印の方向に起こします。 液晶画面のケーブルを本体 から外します。 ケーブルは余っている部分を折り曲げて本体の溝に納めてあるので引き抜きます。 本体の基盤から慎重に引き抜きます。 新しい液晶画面のケーブルも同じように納めるので、同じ形に折ります。 あとは逆の手順です。 本体の基盤にケーブルを挿します。折り曲げたケーブルをピンセットを使い隙間に入れます。 試しに電池を入れて電源を入れると映像が映りました。 画面のフィルムを剥がします。 元の画面から保護ガラスを剥がして、新しい画面に移植します。 私は両面テープを細く切って貼付けました。 背面カバーを付けてから保護ガラスを貼った方が、場所を決めやすいです。 無事自己修理完了です。 メーカーに修理に出したら18000円ぐらいかかるところを、部品代のみの約1500円で済ませる事ができました。 でも日本では、メーカーが修理部品だけの販売はしてないので修理部品のだけの取り寄せはできないみたいです。 しかし海外では、修理部品を販売してるサイトが多数あります。 自分で修理ができそうなら海外で部品を購入すれば格安で済ませる事ができるのでかなりお得です。 海外のサイトは、言語が日本語ではないので言葉が分かりませんが、Googleの翻訳機能を使えば問題ありません。 発送先の自分の住所は英語表記をしなければなりませんので、こちらの記事を参考にして下さい。
英語の住所の書き方
海外の通販サイト
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ソニーサイバーショット DSC-WX300 ブラック 開封レビュー